大江教会総会が行われます。神様からいただいた1年間の恵みと導きに感謝します。大江教会だけでなく宇土、鹿児島、阿久根教会すべての教会で成長することができました。成長の目安は礼拝出席が増加したことです。礼拝献金の伸びを見ても分かります。よく教会は「数」ではないと言われます。しかし「数」でもあります。この両方を考えるのが大切です。「数」にこだわる牧師がルーテル教会に1人いてもいいと思います。
大江教会のこれから10年後のために「数」を考えています。ちょっと油断すれば教会の財政はすぐに苦しくなります。会計資料を見ても分からないかもしれません。役員会にだされた会計データでは2,3人の方が維持献金を中止すればすぐに立ち行かなくなります。成長の影にこのもろさを抱えています。ですからいま10年後のことを考えて教会員の裾野を広げようとしています。まだ内部を固める時期ではない。内部の事はここにおられる皆さんが出来ることをしてくだされば固まっていきます。積極的に自分に出来ることを探しで宣教に加わっていただきたいのです。
清重尚弘先生が地区の牧師たちに残された言葉は「総力戦」でした。今の時代に教会が宣教し成長していくためには「牧師と信徒の力を合わせた総力戦が必要だ」と言われたのです。まさに教会の成長のポイントは「総力戦」です。教会の信徒はお客さんではなく、そこに集う人々が力を出し合って、自分たちで出来ることを探して、積極的におこない神様に仕えていく。みんなやることが違っていても与えられた賜物をフルに用いて「総力戦」でやっていくのです。
今年の教会は「目標を目指して走る教会」がテーマです。目標はこの総会で皆さんと確認しましょう。目標もなく走るのは疲れるだけです。よき総会となりますように。