「教会de落語」も4回目が終わりました。回数を重ねるごとに参加者が増えてきました。第4回は子どもたちもの参加もあり過去最高の人数でした。前回から少し飲食をして落語を聞くと言うスタイルにしました。教会カフェでゆっくり過ごし、楽しんでいただこうと言う企画です。教会カフェが多くの人の居場所になってきました。
教会de落語は社会人落語家の方々の寄席です。本丸亭福介さんは九州学院の卒業生でありこのつながりから、教会de落語が始まりました。熊本地震から2ヶ月後のことでした。被災者の方々の心のケアという目的もあり、単にカフェで笑いの場所を作るという試みでした。それが心のケアになればとも。教会カフェに地域の方々の居場所を創造していく。教会カフェは信徒だけの場所でなく、もっと多くの方々の居場所となり、教会と出会い、イエス様の愛を知る場所になればとねがっています。
今回の教会de落語には新聞記者の方も参加しておられました。28日熊日朝刊に記事が記載されました。その記者さんが「どうして教会で落語をしようと思ったのですか」と質問されました。実は答えに困ってしまいました。そんなに特別な事でもないなと思っていたからです。まわりの方々の教会イメージでは、落語は教会に合わないのでしょうか。きっと社会と教会の間に壁が出来ているのでしょう。壁があるなら壊したいと思っています。実は教会には2重の壁があります。内なる人がつくった壁と、外なる人によってつくられた壁です。イエス様のみ言葉には壁はないはずですが。
大江教会カフェが教会と地域を結ぶ場所になるようにこれからも楽しい企画を考えていきます。そしてただ楽しいだけでなく、なにか自分たちも奉仕できるようなことを考えています。今回はタイ若竹寮支援のカフェになりました。感謝。