教会にフリースペースのカフェを設置して4年半になります。これまでの集会室という考え方を進化させてカフェとしました。対外的な呼び方ですので、これまで通りの集会室の役目はもっています。
カフェにして変化したことは何か。それは多くの人々に利用していただけるようになったことです。熊本地震の時もカフェは心のケアに用いられ、震災後は公民館活動として用いられるようになりました。これまで教会に来ることはなかった方々とのであいや、用いられ方をしています。教会がつくってきた内なる壁がひとつ壊れたのかもしれません。今後はどのようにまた変化していくかが楽しみです。教会の皆さんもぜひ自分たちのプログラムをはじめてください。
さて、東京出張の時、会議が午後からだったため午前中はカフェでゆっくり事務処理をしていました。すると隣で就職面接が始まりました。その話が自然と聞こえてきました。いまではカフェで面接も行われるじだいなのですえ。スーツをビシッと決め込んだ大学生が質問に答えていました。カフェでこころを落ち着かせてなのでしょうか。ところが学生の答えを聞いてちょっと「?」となりました。「会社に入っての目標は何ですか」と。すると「はい年収1千万を目指します。一番の目標は高級外車に乗ることです」と。カフェという場でリラックスしての答えだったのか。いや真剣そのものでした。きっと本当に高級外車にのりたいのだな。ただちょっと「その目標が適えられたら次があるのかな。それは結果としてそうなったと言うのじゃだめなのかな」思いいました。
カフェで就活それもありなんですね。自由に語り、居場所になって様々なかたが教会に足を踏み入れて下されば。大江教会カフェの目標は「開かれる」です。