鹿児島教会の新しい宣教がはじまります。6月8日(土)に集会室がインターネットカフェにかわり、地域に開かれたフリースペースを持つ教会になります。いままでにない鹿児島大学クリスチャン学生との共同企画です。
3年前に鹿児島教会を受け継いだときの衝撃は忘れられません。信徒数が2名まで落ち込んでいました。さらに教会、集会所共に雨漏りをはじめ、聖なる空間を感じない荒廃ぶりでした。納骨室は物置となっており、樹木は教会を覆いつくしていました。教会の会計も預金ゼロ。借金は3百万。本教会、教区が何かをしてくれるはずもなく、牧師の転勤にともないいきなり主任を命じられました。
神様は本当によくご存知だと思います。この状態をみて立野が燃えないはずがないと。マイナスからのスタートで「神様に感謝」と思いました。私が本当にしたいことは「力を失くした教会に夢と希望を取りもどし、さらに元気ある教会すること」です。神様に頂いた知恵、知識、アイデア、つながり、さらに大江教会有志の大きな手助けをいただきました。必ず復活するという確信はありました。毎日祈り少しずつを整えてきました。まず礼拝堂と納骨室の整備から始めました。楽しい時間でした。一人ではなく協力して下さる皆さんがおられたからです。礼拝に何度も参加くださり、草取りで汗を流し、温泉に入り、また創り上げていく。この喜びはかけがえのないものでした。
鹿児島教会はいま礼拝出席15名です。7倍になりました。さらにこれからは大学生がやってくるでしょう。ルーテル教会への宣教の証、地方で牧師が住んでない教会でも宣教は伸びることを伝えたいと思います。阿久根教会も礼拝20名になりました。