秋は講演行脚の季節になります。各ミッションスクール、施設、YMCAなどのキリスト教特別週間、特別伝道が行われます。今年も6か所の講演依頼をいただきました。用いていただけるうちが感謝です。なかなか教会には招かれませんが。
今週は神戸ルーテル神学校へ招かれました。「秋期リフレッシュコース」授業4コマの担当です。与えられたテーマは「伝道者のバイタリティ」です。どうすれば教会が人でいっぱいになる か。様々な活動を通しての創意工夫・忍耐努力の話をしてきます。1授業が90分で4コマあります。何を話せばいいのか。はたして4コマも話す内容を持っているか。簡単に考えていましたが、実際にやっていないと話せないなと思いました。私に求められているのは理論ではなく具体的な例ですので、語る内容も考えねばなりません。しかし、とても楽しい準備となりました。自分が語りたかったことですから。
大江教会に赴任して毎年40~50の講演が与えられました。もっとかもしれません。震災支援、危機管理、パレスチナ子ども支援、平和問題などがテーマでした。伝道に関する講演はなかったように思います。伝道のことならば他によい講師はたくさんおられます。それでも私が一番話したいことは伝道のことでした。大江教会がどうやって地域につながりを持ち成長してきたか。鹿児島教会の新しい宣教のとは何か。阿久根教会の信徒による伝道、テレビ礼拝などなど。またその中で抜けてしまっていること。画期的な話題がいっぱいです。今回神戸ルーテル神学校での授業は私にとって大きな喜びと感謝です。いまこの時に、神様がこの時間をくださいました。
今回、大江・宇土、鹿児島・阿久根教会での伝道の集大成として語ってきます。講演準備をしながら、次につながることが大切なのだと思っています。