2週続けてYMCAをサポートするワイズメンズクラブから「キリスト教理解」というテーマで講演依頼がきました。熊本YMCAの常議員に選ばれたのは、大江教会に赴任した年の9月でした。その頃は時間もあり、また熊本でのつながりを広げていくために必要と思い喜んでお引き受けしました。地域の中で認められる働きをすることが、宣教にとって大切なことだと思っていたからです。
ある常議員会に参加したとき「どこかワイズメンズクラブに入っていますか」という質問を受けました。ワイズとは何かもわからず「はいどこかにか」と答えました。それがこのクラブとの出会いでした。いまでは西日本区ワイズメンズクラブのチャプレンまでしています。とにかく人との出会いが多いクラブでした。ジェーンズワイズメンズクラブ入会し、3年目で会長となり熊本だけでなく全国につながりができました。
このワイズメンズクラブのチャプレンとして「キリスト教理解」の講演をしています。理事・役員研修、クラブ会長研修、職員研修などでキリスト教について話します。ほとんどがキリスト者でない方々にむけての話です。YMCAの大切な「C」の部分の話です。特にキリスト者でなくてもその働きは十分にできます。しかし、すべての奉仕活動の中にある「C」をどのように理解して、どのように実践していくかが課題です。相手がキリスト者ならば話す内容も聖書を基本として語ればいいのですが。ワイズの活動や交流が好きで集まっておられる方々にその中心を語るのとても大変です。
九州学院の聖書科教師をさせていただいたのもすごく役に立ちました。「C」を求めてない人に「C」を語ること。いかにそこに興味をもっていただけるか。さらにその中で福音を語ることができるか。毎回が試行錯誤の連続です。でも楽しいです。