神様の次に私のことを知っているのはいったい誰だろうか。もしかすると通販会社かも知れないと思うことがあります。なぜなら、ネット注文した商品がその日に届く。私がそれを買うことを知っていたかのように。
実はこれ、事実だそうです。ネットで商品を注文すると「これを買った人はこれも購入されています」という案内がでます。「これに興味をもっておられます」とか。「次にはこれの購入をお勧めします」とか。これは私と同じようなもの買っている方のデータがあるということです。そのデータが多ければ多いほど確率高くそれを注文するのです。つまり、次に何を買うかの予想がデータによって明らかにされている。私の興味、趣味などを私より知っているデータがあるということなのです。
さらに、注文した品物がその日のうちに届く。その商品はすでに私の家の近くの倉庫にすでに届いている。注文する前にすでにそこに品物が届いているのです。こんな驚きなことはありません。これが最近のAI技術なのでしょうか。なにかわからないけれど、心を見透かされているような気持になりました。自分が買わなくても、同じような傾向にある人々が買ってくれるということなのです。先回りのサービスなのでしょうか。いや管理なのでしょうか。なんだかわからなくなってきました。
しかし、神様が私のことを知っていてくださるというのとはちょっと違うような気がします。それは知っておられてどうされるかです。次から次へと買わされていくようなシステムとは全く違います。神様は私たちのことを知っておられるから、なにもされないということもあります。私たちが命を得るために知っていてくださるのです。そこのところが神様との違いかなと考えていました。ほらまた宅配便が来ました。