何十年かに一度の大寒波がやってきました。天気予報をみながら、疑心暗鬼でしたがこんなに寒くなるとは思ってもいませんでした。寒いというより、冷たいという感じでしょうか。教会テラスの草花もいくつかしおれてしまいました。春には復活してくれることを願っています。広島では初めて感じる寒さでした。
今回の驚きは、外にあったメダカの水槽(火鉢)の表面が凍ったことです。3㎝以上の厚さでした。上から叩いてもビクともしません。固い氷がびっしりでした。水道は凍りつき、じょうろの水もカチンカチン。気温が上がれば解けるはずでした。気温は上がらず、2日程して火鉢を教会ロビーに移動させました。それでも解けませんでした。こんな時、メダカはどうしているか、生きているのか上からのぞいてみました。どこにも姿が見当たりません。やっぱり駄目だったのかとみていると、底の方にじっとして動かないメダカを見つけました。こんな時は何もせずにじっと静かにしていることが大切なのでしょう。しかも命のために動かないことです。
あるとき防災防犯講習で、迷子になったらどうするかという講演を聴ききました。簡単なことでした。迷子になった所から動かないことです。見つけてもらうまでじっとしていることが大切だと。状況によっては動き回ることよりもじっとしていることの方が大切な時もあります。コロナ感染拡大で非常事態宣言が多数出てきました。こんなときどうする。命のために動き回らず、み言葉と祈りの生活をすることです。
じっとしているのではなく、祈りつつ動かないことです。人生で迷子になった時も神様に祈りながら動かないことです。神様は必ず見つけ出してくださる。み言葉で養ってくださる。守ってくださる。この時は信仰もって静かに過ごすことですね。