主イエス・キリストの復活おめでとうございます。昨年の今日、広島に再着任しました。コロナ禍の中、受難主日の礼拝はできました。ところが復活日から公開礼拝の中止を決定しました。復活日の礼拝ができないとは。キリスト者人生にとって初めての経験でした。まさかという思いでした。公開礼拝は中止でも、礼拝堂で礼拝を守り、中継礼拝を開始できたことは感謝でした。その後、週日の朝礼拝を開始しました。
教会活動はコロナ禍で様々な影響を受けました。共に集うことのできない日々。葬儀の在り方や教会活動の縮小。保育所は休むことなく子どもを向かい入れました。このまま教会はどうなってしまうのか。コロナ禍が治まらず、教会の力が失われて、広島教会としてやっていけないとの不安がありました。その中で、できることを精一杯してきました。zoom、Facebook、YouTubeを用いて。さらにお手紙で礼拝説教入り式次第を配布できました。こんな時期だからこそ、忘れていたつながりを教えられました。
今日は復活日を迎えます。今年は集まり特別音楽礼拝を守ることができます。コロナに細心の注意をして。それでもこの礼拝堂に集まって、讃美歌を歌い、み言葉を聴き、聖餐にあずかることができます。まさに広島教会復活と言ってもいいかもしれません。主は必ず復活して私たちを導いてくださる。その信仰に立って歩んできました。できることをできるだけして、この日を迎えました。神様と皆さんに心から感謝いたします。
これからはコロナ後の教会を考えて宣教してまいります。まだコロナは収まっていないのですが、コロナ後の教会を考えておかねばなりません。広島教会の復活と共に新しい宣教の可能性を探していきたいと思います。まず今日は楽しんでください。そして今後の事はすべて主に委ねて、自分たちでできることをしてまいりましょう。