2テモテ 3:15 自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。
パウロは手紙の最後にテモテへの個人的な語りかけをします。テモテがすべての点でパウロに忠実に従ってきたことを強くのべています。その中で「キリストに結ばれて」という表現があります。キリストと私たちを結んでいるのは「自分が幼い日から聖書に親しんできた」ことによるのです。
日本福音ルーテル東京教会は宣教百年を迎えるにあたって、3年計画でプログラムが行われています。4月よりアイデアいっぱいの若い牧師が主任牧師になられるので、これからも楽しみにしています。さて3年計画に「教会員全員が3年で聖書通読をする」という計画があります。按手式礼拝に参加したとき、教会員の方が聖書を事務所で読んでおられました。宣教百年プログラムの中心に教会員全員による聖書通読があることに、少し感動しました。私たちは「み言葉に立つ」教会であるとの再確認、そして「み言葉のみ」が教会と交わりを支えることの実践をみたのです。
「聖書は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます」。このパウロの言葉は真実です。聖書を毎日よむとき、毎日イエス様と出会い。毎日救いに導く知恵を与えられます。このような恵みをいただいていることが「奇跡」のように思われます。