マタイ 4:25 ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。
イエス様の活動の開始の模様が記されています。その最初にあるのが「おびただしい病人をいやす」ことでした。この評判を聞きつけて大勢の群衆がイエス様のもとにやってきたとあります。イエス様の働きは「教え」「福音を宣べ伝え」「いやす」の3点にまとめられています。集まってきた群衆の地域性はかなりオーバーな表現ですが、その評判は絶大なものだったようです。
大手子ども服メーカーの社長が書いたものを読みました。彼は社員に「あなたのファンをつくりなさい」と言っているそうです。また「働く本人の自覚さえあれば、ノルマやマニュアルは不要です。サービス産業というのは人がすべてであり、人を管理するというのは不可能です」と言っていました。「大切なのは内面、つまり心です。せっかく子どもに関わる仕事をしているのだから、内面を大事にしたい。『あなたのアドバイスをうけて買いたい』と言われる社員になればいいのです」と。
教会の宣教も、事務局の仕事も、「神様のサービス業」だと思います。イエス様はファンをたくさん持っておられました。私たち牧師も「あなたから神様のみ言葉を聞きたいと」思われる存在でありたいし、事務局も「あなたから神様の働きを受けたい」と思われる仕事をしたいと思います。そこにはノルマ、マニュアルは存在しないし、ルールもおのずと決められてくるのです。