ルカ 24:51 そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。
キリストの昇天日は、キリスト教暦の中でも大きな祝いの日です。教派を超えて広範に祝われている。日本では「主の昇天」や「昇天祭」などと呼ばれることもあります。この日は復活祭によって日がきめられます。キリストの昇天は、復活祭から40日後(復活祭を第1日と数えるため、実際には39日後。正確な表現では、復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日。)で常に木曜日です。しかし教会では、次の日曜日が昇天主日となります。
最近、遺言を残す人たちが多くなってきました。財産の処理のこと、人生訓を残す方々もおられます。遺言だけを集めた本も出版されています。また遺言を書く講習会もあり、私も出席したことがあります。とにかく何か書いたら直筆で名前を書き、印を押すことだそうです。この遺言といわれるものには、神秘の力がある言葉があります。後の時代を築く人達を奮い立たせるものがあるのです。
イエス様は、弟子たちとのお別れの時にみ言葉を遺されました。その時「聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて言われた」とあります。御言葉は心を開いて受け入れねばなりません。イエス様の最後の御言葉は、「十字架」「復活」「罪の赦しを得させる悔い改めの宣教」です。私たちはそのことの証人となる。これだけのことです。その証人になるために聖霊を与えるという約束がされます。私たちは聖霊を受けた弟子として、3つのことの証人になっていくのです。