使徒 2:42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。
イエス様が昇天されたあと、聖霊降臨がおこり教会が誕生しました。最初の教会にとって大切にされてきたことは4つでした。「使徒の教え」「交わり」「聖さん式・食事」「祈り」でした。これはいまの教会の礼拝でもすべて行われていることです。私が赴任していた教会では毎週礼拝後に食事会をしていました。一緒に食べることは、ただ食べるということだけでなく「共に食する」という大切な時間であり、その交わりの中に癒し、祝福があるといえます。
単身赴任も1年を経過しました。現在では月に1回程度の広島帰宅となりました。先月のこと、久しぶりに家族で食事に出かけました。中学2年生の娘の誕生日お祝いで、大好きな鉄板焼きのお店にいったのです。食事も終わりに近づいた頃、娘がちょこんと私のあぐらの中に座ってきました。びっくりしましたが、懐かしい思いでいっぱいになりました。これまでいつでも一緒に食事をし、生活をしてきました。離れ離れになって「さみしく」なったのかもしれません。共に食卓を囲むことを、これまでは当たり前の行為と思っていました。しかし、実は大切な役割があります。家族の絆はそこで生まれ、家族はそこで祝福をうけるのだと思います。
最初の教会が「共に食事をしていた」ということは、そこに神様が共にいてくださるということです。毎年2回の職員慰労会としての食事会も、そのような意味があることです。今月おこなわれる会を楽しみにしてくいださい。