ローマ 14:19 平和や互いの向上に役立つことを追い求めようではありませんか。
パウロは、信仰にある「人と人」の関係について教えます。「隣人を愛する」「兄弟を裁いてはいけない」「罪に誘ってはならない」と。自分のことばかりでなく、自分のすぐ前にいる人を中心に考えています。だからこそ、「人と人」の間におられるイエス様が重要なのです。人間だけの関係ではできないことも、イエス様が間にいてくださってできることが多い。愛することも、赦すことも、裁かないことも。そして「互いの向上に役立つことも」です。
「たった24分の成功」という教え(仏教)があります。人は壮大な計画を立て、大きな成功をつかもうと考えます。そのために一生懸命「頑張る」のです。しかし成功を勝ち取る人はほとんどいないのです。ところが計画を「たった24分でできる」ことに変えてみればいいのです。24分間一生懸命にやってみて、達成する。それができれば次の24分をきめる。24分だけなら努力できる。そして達成する。そして次の24分計画をまた考える。この積み重ねが大きな恵みに導いてくれると思います。
「平和や互いの向上に役立つことを」は難しいことではなく、お互いのために「たった24分でも」できる「相手を思う時間を作る」ことです。互いが持つ多くの24分が合わされば、永遠の時間となっていきます。イエス様がされた癒しの奇跡も「たった24分」だったかもしれません。しかしその24分が永遠の救いにつながっています。