1コリント 3:9 わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。
パウロは私たちの存在について教えます。勝手な思いや、ねたみ、争いがある中で、人の存在のあり方や関係を支えているものを示しています。パウロは私たちのことを「神のために力を合わせて働く者」といいます。何のために生きているか、働いているか。それは「神のため」なのです。それを忘れてはいけません。すべてを整えてくださるのは「神」です。神様の支えの中で生きる私たちは「神の畑」「神の建物」であり、神様の道具として使ってくださるのです。こんな私が神様の道具として働くのですから、一人でできないことを、力を合わせて多くの神様の道具である人々と共に働くものとなりたいのです。
「メタボ対策1無,2少,3多」というのがあります。1無は、たばこをやめる。2少は、少食と少酒。そして3多は、多動、多休と、もう一つがわかりますか?「多接」だそうです。多くの人と接したり、物と接したりすること。仕事も一人でしないで、力を合わせること。趣味を広げて多くの事柄に接すること。つまりストレスの発散です。うちにため込まないことがメタボ対策にとってポイントなのかもしれません。「共に」が大切なのです。
「力を合わせて働くこと」これは一人ではできません。「神の畑」「神の建物」である私たちは、自分のための「畑」「建物」としてではなく、共に生きて働くひとのための「畑」であり「建物」でありたいと思います。心のメタボにならないように、職場内でも多く接してストレスのない所にしましょう。本日は「共に」を考えてみましょうか。