ルカ 6:31 人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。
イエス様の教えの中で、中心をなす2つのことがあります。「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」と「人にしてもらいたくないことは、人にもするな」。どっちも相手のことをまず優先に考えて自分の行動をなすということです。たいていは「自分のしたいことを、人におしつける」ことを優先する傾向があります。しかし、自分中心になることが多いなか、相手はどう考えているかを思う一瞬があることで、関係は変わってくると思います。
次女が広島から遊びにきました。一晩だけ単身赴任の部屋に泊っていきました。翌日は私が朝早くから勤務でしたので先に部屋を出てきました。ところが昼に部屋に戻ってみると、掃除と洗濯がばっちりしてありました。独り暮らしの父を思ってやってくれたのか、汚かったのでやってくれたのか。どちらにせよとても有難いことでした。そこに親を思う一瞬を見ることができました。
「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」とイエス様は教えています。同じ時間を共有している人々の関係において、まず相手のことを考えることからすべての行動がはじめられれば幸いです。そのような事務局の環境を整えてまいりましょう。