創世 24:1 アブラハムは多くの日を重ね老人になり、主は何事においてもアブラハムに祝福をお与えになっていた。
いま、創世記を読んでいます。毎日5章ずつ聖書を読むと、1年間で全巻を通読できます。最近では旧約2章、使徒書1章、福音書1章、そして次週の礼拝日課を読むことにしています。このように読めば、3年で旧約聖書を通読できます。アブラハムの物語にはいつも感動します。神様のみ言葉に徹底的に従う生き方。年老いて与えられた一人息子イサクでさえ、神様から「いけにえ」として屠りなさいと言われたら、なにも言わずそれに従うのです。この信仰が義とされ、神様はつねにアブラハムに祝福を与えておられます。
機関紙「るうてる」の読者アンケートをしています。よりよい紙面にするため、全国の教会からピックアップして実施しました。アンケートに答えてくださった方々の年齢をみてびっくりです。ほとんど70歳以上の方でした。つまり、読者層の年齢が高いということです。とすれば編集内容の変更を考えねばなりません。また、証をのせてほしいという意見が多くありました。生きてきた証、祝福を分かち合いたいということだと思います。
「主は何事においても」と聖書は記しています。人生の様々な出来事のすべてにおいて、神様は祝福をお与えになっているのです。つらかったこと、悲しかったことにも祝福があったといえるのは、日を重ねた老人たちなのでしょう。