ルカ 16:24 ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。
聖書の中には常識?では考えられない話がでてきます。「不正な管理人のたとえ」もそのひとつです。新共同訳では「主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめた」「不正にまみれた富で友達をつくりなさい」とあります。正義ということを考えると、このみ言葉をどう受け取るのか。しかし、そのあとに今日のみ言葉がつづきます。求められているのは忠実ということであり、小さなことに忠実であるということだと受け取っていますが。
ある牧師が、「翻訳の仕事はあさめしまえだ」と言われていました。簡単にできるなんてうらやましいなあと思っていますと、本当の意味は、「朝御飯の前にやる」ことが一番能率がよいということでした。朝のひとときコツコツとやっていくのだそうです。 一日のうち、5分あれば聖書を開いてみる。すると聖書を読む時間はいままでよりかなり増える。また、一日24分あれば聖書を書き写してみると、あっというまにノ-トが増えていく。
「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である」。価値あるものに忠実になること。それが重荷になることはありません。それによって私たちの安らぎになればこんなにも喜びはありません。