教会は23日に聖霊降臨日を迎えます。聖霊は炎のような舌、鳩、神様の息などにたとえられます。その中で風というのが一番わかりやすいと思います。風が吹いているのは感じることでわかります。ところが見えない。木の葉が揺れると風が吹いていることがわかります。だとすれば、聖霊が動くときは何かが動き始めるのかなと。
最近よくネットで、昨年12月22日を境に時代が変わったと聞きます。西洋占星術の考え方のようです。200年続いた「地の時代」から「風の時代」になったそうです。この時代は変化があるということでしょうか。確かに私たちの生活は変わらざるを得ない状況におかれています。新型コロナというものに翻弄され、何が大切で何が真実かを常に自分で判断しながら生きています。これも「風の時代」の変化なのでしょうか。「地の時代」から「風の時代」へ。見えないものへと目を向ける時なのでしょうか。
広島YMCA職員報に理事長メッセージがありました。この「風の時代」の変化の概略を紹介されています。1、所有すること→皆でシェアする時代へ。2、縦社会→横とのつながりを大切にする時代へ。3,自力で達成→協力し、助け合う時代へ。4,成功、上昇→心の喜び。5、常識、既成概念→フレキシブル、斬新なアイデア。理事長は「我々広島YMCAが望む時代が来ている」と書いておられました。広島教会でもこの時代に何ができるかを考えて行きましょう。
この「風の時代」を「聖霊の時代」と読み替えてみれば、常に教会があるべき姿を教えられているようです。聖霊によって生かされた教会、信徒の交わりであれば、どのような時代でもみ言葉の宣教からです。それがコロナ禍の中でできなくなっているところに課題があります。まず礼拝を中止しない。これを大切にします。
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