創世記 1:12 地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた
旧約聖書「創世記」を読むと、神様は3日目に陸地と海を分けられたと記されています。その後すぐに渇いた土地のうえに、草木を創造されました。この草と木とは区別され、個別種としてわけられています。自然環境がこの日に整ったのです。この3日目には神様が「良し」とされたが2回でてきます。天地創造の中ではもっとも祝福された日であったと教えています。
9月の休みを利用して故郷の阿蘇に行ってきました。近くの乙姫村に、自然食レストランがあります。バイキング形式なのですが、この店の特徴は地産地消です。すべての食材が阿蘇でとれた自然のものばかりです。メニューをみると明らかに都会のホテルバイキングとの違いがわかります。山菜の煮物、豊富な漬物、だんご汁、ジャージー牛の乳製品等。数え上げればきりがありません。味付けも薄味で、どれをとっても、昔から食べていた日本古来の料理でした。それが体にはやさしい食べ物だと思います。ついでに足湯も完備されており、からだがトータルで元気になった気分でした。阿蘇の自然で造られた物を、阿蘇の自然の中で食べる。これがそこで祝福されて生きて行くことのように思えます。
神様はすべてのものを創造されたとき「良し」とされました。「美しい」と感じられたと訳することもできます。一つ一つの自然を、美しいと感激されたのです。神様が美しいと思われたものの実りを、私たちは食事としていただいています。その命の美しさに触れていることを感謝したいものです。
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