ブログに朝礼をアップ開始して1年半が過ぎました。週日に、多い日で5日ほぼ毎日ミニ礼拝を行い、そこでの説教を書き込みと音声でアップしてきました。現場を離れたことで、説教することを忘れないように始めたものです。職員の方々にも分かりやすい聖書の話を心がけました。振り返ると、自分にとってよい訓練になったと思います。
朝礼ブログは、字数からいくと約700字位です。実際の話は3分を目指しています。朝礼ですから長い話は職場の雰囲気を壊します。また、少しでも心に残る興味がもてるような内容を挿入することにしています。身近なことから神様を感じていただけたらと思っているからです。毎朝聖書の言葉に耳を傾け、今日の自分の生き方のちょっとしたヒントになればいいなと語っています。
振り返ると、牧師になりたての頃「話しは3分でまとめなさい」と教えられました。3分でまとめられる話は30分話してもまとまる。3分でまとまらない話は30分でもまとまらない。そのことを思い出しました。その実践のために1年半があったのかもしれません。3分で話すにはコツがあります。しかもテクニックとしては、短くても話の流れは「起承転結」があることです。これが一番大切なように思います。3分となると、「起」は聖書のみ言葉になります。「承」で聖書の解説をし、「転」では具体的な例を示して、「結」で本日の聖句を繰り返すことになります。ずっとこのパターンでやってきました。直前まで具体的な話しが見つからず焦ったこともありましたが、なんとか続けられています。
さて、これからはどうするかを考えています。なんとか1冊にまとめて「朝礼聖書日課365」を出版できないかなと。それにはかなりの編集作業を必要としますが、毎日自分の書いた聖書日課がどこかで福音を告げ知らせることになればと。神様の恵みの福音を力強く証する任務にすこしでも参加できるのにと祈っています。