震災後休みなく働いているのはボランティアばかりではありません。じつは社協のスタッフさんたちも休みもなく働いておられます。その疲れはどれくらいだろうと思います。自分たちも被災者の一人ですが、ただひたすらに救援活動にあたっておられます。きっとスタッフは疲れています。緊張の連続の2ヶ月あまり。何が起こっているかわからず、無我夢中の中、がむしゃらに働いてこられました。受付のチーフは「いままで何がなんだかわからない日々だった。やっとボランティアさんたちと写真が撮れるようになった」教えてくださいました。それまでは、「写真をなぜとっているのだ、ここは被災地なんだぞ」と思って怒りもあったそうです。しかし、やっと心が落ち着いてきたようだけれども、まだまだですと。
最近のボラセンにはボランティアやスタッフのためのボランティアがやってきます。昨日は社協スタッフの疲れをいやすボランティアために、「整体マッサージ」をしてくださいました。私はお手伝いなのですが、社協スタッフのおすすめで、やってもらいました。気持ちよかったです。ひとときの休息が自分を見つめる機会になっています。
現地ではまだ厳しい状況がつづきます。しかし、全国から石巻にやってくる方々、活動される様子、会話が社協スタッフを力づけています。いつも受付チーフは「私たちのためにこんな遠くまでやってきてくれて、ありがたいねえ」と感謝されますし、その人々のために徹底的にサービスをされています。どんな小さなクレームも対処しておられます。聖書の言葉に「感謝しなさい」という言葉があります。この感謝について深く学ばせていただいています。