なんと!「神さまのおべんとう箱」が<第1回キリスト教本屋大賞2011>で、第9位に選ばれました。奇跡ってあるものですね。神様から大きな恵みをいただき、奇跡でも10位以内に入れていただいたことが大きな祝福となりました。
この本は、AVACOさんとの出会いから生まれてきました。教会学校の児童説教集を幼稚園・保育所でも使用できるようにと新しい企画で出版するという計画がありました。それが「おはなしがいっぱい」という本になりました。その第2号から執筆陣の中に入れていただきました。あれから16年。途中で「おはなし道具箱」という本になりましたが、毎年執筆させていただきました。この間、広島にある谷の百合幼稚園、ルーテル保育所の理事長・チャプレンをさせていただき、子どもたちに直接語りかけることができました。こんな話はどうだろう、ちょっと見方を変えてみよう。そんな冒険もしてきました。童話をつくってみたり、シナリオ形式にしたり、ペープサートにしてみたり。コツコツと執筆したものを1冊の本にまとめたのが「神さまのおべんとう箱」です。
それが、第1回キリスト教本屋大賞にノミネートされました。多くの方から「先生の本、ノミネートされているよ」と声をかけられました。本人は何の事だか分らなかったのです。そして今月「先生の本、9位受賞ですよ!奇跡!」とメールをいただきました。そこでやっと、キリスト教本屋大賞のことがわかったのです。なんという光栄なことでしょうか。この出版を手つだってくださった方々、AVACOのスタッフの皆さんに心から感謝します。
さて、これからですね。牧師人生の中で「キリスト教に関する3種類の本を出版する」という目標をもって祈ってきました。祈り初めて25年です。これまで2種類の本の出版はできました。エッセイ集と説教集です。そして残るはもう1つ。それは「聖書日課」です。祈りつつ目標をもってコツコツ書きためていくとき、きっと完成することでしょう。ぜひお祈りください。