創世記 1:1 初めに、神は天地を創造された。
自然環境の変化と言われて、かなりの年数を数えています。猛暑だった今年も異常気象というだけでなく、自然環境におおきな影響を及ぼしているとニュースがありました。魚でもとれる場所が違ってきた。秋刀魚でも鮭でも、はるか北の方でなければ水温が高すぎてとれないとか。かなり昔に聞いたのは長崎県の五島でも秋刀魚はとれていたのだと。自然環境の変化は、私たちの見えないところで食物に影響を与えることになります。食べ物が変わった時に私たちはどうするのだろうかと考えてしまいました。
聖書のページをめくると、はじめに「創世記」があります。その冒頭に神様による天地創造の物語がしるされています。この世界は神様によって創造された、という信仰告白です。神様はこの世界を創造されたとき、最後に人間を創造されました。この最後に造られた人間に、神様が作られた世界のすべての管理をまかせられました。管理とは「保つ」という意味です。
2Fの部屋で再び金魚を飼い始めました。夏前に2匹の金魚を飼っていましたが、この夏に死んでしまいました。どうも今年の猛暑で水温があがり、「煮えて」しまったようです。昼間の部屋は気温が38度以上ありましたので、水温もそれなりに上昇したのでしょう。かわいそうなことをしました。ニュースでも海水温度が上がったため、北の海に生息する魚たちが絶滅の危機と話していました。小動物は1度温度があるだけで生命の危機にさらされます。今年の猛暑と金魚のことを考えると、地球環境のこと、地球温暖化のこと、環境破壊のこと、を真剣に考えねばと思います。神様が創造された自然を人間が破壊してはいけないのです。
私たちはこの地球を神様からいただいたわけではありません。神様が創られたように保全しなさいと預かったのです。そう考えると、地球環境の破壊は神様の御心でないことがわかります。すこし涼しくなったいま、今年の猛暑を思い出しながら、創世記の記事をじっくり考えてみたいものです。
<音声朝礼拝は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>
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