日曜日の朝の出来事。突然テレビの電源がはいりません。いつもテレビを観ている訳でもないのでとくに問題はないと思っていました。しかしそれが甘い考えだとわかりました。私たちの生活はかなりテレビに頼っているものです。
まず月曜日の朝テレビが映りません。時計の代わりに朝の番組をみていたので、ちょっとパニック。生活のリズムが合わないのです。この番組の時にこれをするなどと何時もの習慣になっていたのでしょう。どうもリズムがあいません。3日目となると結構イライラとしてきました。もしかしてテレビ中毒?いやいや、習慣が壊されることの不安だったのかもしれません。
そして4日火曜日です。台風21号の状況が何もわかりません。進路や被害状況。何に注意しなければならないか。つまり情報がほとんどないのです。これが熊本上陸だったら。自分だけが知らない世界に追い込まれていく不安を感じました。東日本大震災の時、電気が切れてテレビが観られなくなったときの恐怖を聞いたことがあります。世界中の人はいま何が起こっているかわかっているのに自分たちはわからない。テレビが映り状況を知ったのは3日後だったと。自分で必要な情報は取りに行かねばならないのだと思いました。わからない、聞いてない、知らないではなく、それが不安であれば自分から動くことだというのが支援活動で学んだことでした。
一方的な情報の伝達であっても、その中から自分で必要な情報はみつけていく。それが災害時に必要です。待っているだけではなく、自分から動くことも大切です。さらに動けない方のために自分が動くことです。多くの人がイエス様の話を聴こうとして集まったように。私たちも神様のみ言葉を自分から聞きに行くことが必要ですよね。