マルコ 4:9 「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われた。
イエス様の有名なたとえ話に「種を蒔く人のたとえ」があります。種が蒔かれた所でどのようになるかを教えられました「道端」「石地」「茨の中」そして「良い土地」。この種は「神様のみ言葉」ですから、受け取る私たちの心がどのようなものであるべきかを教えられたのです。このたとえに関してはイエス様自ら解説をしておられるので、聖書で確認してくださると幸いです。ただ、このたとえの最後の言葉が「聞く耳のある者は聞きなさい」です。話す方が多いのが現実ですが、聞く耳を持つことはいったいどんなことでしょうか。きっと「受けとめる」ということでしょう。
経営ビジネスの本に次のような言葉がありました。「クレームの半分は、聞くだけで解決する」。そのとおりだと思います。ほとんどのクレームは「ぐち」が多いようです。「クレーム」と「ぐち」は違います。本当のクレームには聞いて対処をしなければなりませんが、「ぐち」ならば聞くことです。じっくり聞くことで感謝さることが多いと思います。聞く耳を持っていれば、素直に受け入れることができます。ゆっくり落ち着いて受け止めていくことでしょう。
イエス様は「聞く耳」を持ちなさいと言われました。聞くことで受け入れ、聞くことで関係を保ち、聞くことで奉仕していきましょう。
<音声礼拝説教は「神様の色鉛筆」でどうぞ>