ルカ 2:13 すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」
クリスマスの記事は聖書には野宿していた羊飼いに天使がイエスの誕生を告げる場面がでてきます。「恐れるな」という言葉をうけ、外に出てみると天の大軍が讃美していたというのです。この天の大軍の讃美を聞いた羊飼いはその迫力に驚いたことでしょう。しかし、そこの中に「神とともにある」という福音を聞いたのです。
ある経営学の本に「信仰」という言葉を見つけました。「信仰とは、人が本質的に孤独であることを受け入れることである。そして、たとえ死の瞬間までであったとしても、神とともにあることの確実さに圧倒されることである」。これが本の最後の方に書かれてあり、経営の根本にも「神とともにある」ことに気がつき、そのことに圧倒されることが大切だと知りました。
クリスマスの夜、羊飼いたちは天使の大軍に圧倒され、その讃美に驚いたことでしょう。神様がいまここに共にいて下さることの喜びに震えていたかもしれません。クリスマスの出来事は、神様と共にあることの確実さに圧倒されることです。こんな私のために、み子がこの世に生れてくださったのです。そのことだけでも言葉に尽くせない感謝ができます。