宮城県の中を救援活動で走り回っています。心に余裕も持ってないと現実の厳しさに追い込まれてしまします。被災地は緊急支援から復旧まできました。これから復興にむけて救援活動も変化してくると思います。しかし、いま過渡期です。緊急、復旧、復興が重なり合っているのが現実のようです。
京都で行われた「第62回キリスト教視聴覚教育講習会」に礼拝担当として招かれました。今回のテーマは「神さまの贈りものを分かちあおう」です。講習会の礼拝では、今回の東日本大震災を覚えて開催したいとのことで、私に依頼がきました。3つの礼拝をとおして「わかちあう」ということをテーマに被災地からのメッセージを語らせていただきました。ひさしぶりの京都でしたが、ホテルでのんびりしてきました。
京都から帰りがけに梶ヶ谷の自宅によってきました。せっかく単身赴任が終わったのですが、宮城に派遣されていますのでまた別々の生活です。それでも家族で共に食卓を囲むと、本当にホッとします。毎日被災地で厳しい現実と向かいあい、被災者の方々のお話を聞く生活の中にいます。いつ地震がまたくるか、津波はどうかと考えながら道を走っています。ボランティアさんが怪我しないように気を配り、健康を考えます。そんな状態の中で家族と共にいることの恵みを感じます。だからこそ、被災地にまたでかけていくのです。
留守の間に、かみさんが俳句を始めたようです。
紫陽花の道を歩けば一万歩 照美
ベランダの赤く熟れたるミニトマト 照美
菜園の紫蘇を薬味に冷奴 照美
いやいや、生活の余裕が感じられていいですね~。
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