大江教会で臨時総会が行われました。あらたなスタートして教会牧師館を整備していこうという決断をいたしました。神様によって何かが始まるとき、それに連動してすべてのことが動き始めます。その動きに乗るか乗らないかで宣教の広がりが違ってきます。いまこそ神様の働きに乗り、信徒全員でおおきな幻を見たいと願います。
臨時総会の初めに、主任の小泉基牧師が詩篇を読み挨拶をされました。その時「大江教会は眠れる獅子だと思っています」と言われました。「眠れる獅子」とはいったいどんな存在なのかと考えてみました。眠っている獅子は眠りから覚まさなければ静かで安全です。しかし一度目覚めると、その存在だけでも脅威となります。百獣の王ですから。だとすると、そろそろ日本福音ルーテル教会の頂点を目指して目覚めなさいと言うことなのでしょう。一人で 喜んで聞いていました。
また、聖書で獅子は「マルコによる福音書」のシンボルです。マルコ福音書は「神の子イエス・キリストの福音の初め」という表題がついています。この「初め」は「はじまっている」という言葉でもあります。マルコによる福音書を手にした人にはすでに福音がはじまっているのです。ということは眠れる獅子もすでに起きる状態へと獅子のなかで何かがはじまっているのです。何がはじまっているのでしょうか。きっと宣教へむけての活動がはじまっているのです。眠れる獅子ならば、おこせばいいのです。大江教会の宣教は牧師の交代をうけて再び新しく始まるのです。
いよいよ赴任する日が近づいてきました。夢も希望もたくさんあります。神様からいただく「根拠なき自信」がみなぎってきました。目標は1000人礼拝、100人洗礼。そのためには何をするか。まずは徹底的に祈ります。教会の信徒の方々と本気になって祈る時、それは実現するからです。大江教会の牧師として何をしてほしいか。それはたったひとつ「立野牧師のために祈ってください」ということだけです。