詩篇 143:1 主よ、私の祈りをお聞きください。嘆き祈る声に耳を傾けてください。
この詩篇のテーマは「あえぎ」です。しかし、この作者の「あえぎ」は、すでに神様によって恵みを受けて支えられている「あえぎ」です。神様は彼が「あえぐ」ことをゆるしておられるのです。
私たちは神様に「あえぐ」ことがあるでしょうか。実は真剣に「あえぐ」ことができるのは、神様を信じているからです。神様がどんな方であるか知っている者だけが「あえぐ」ことができるのです。私たちは神様をどれだけ真剣に信じているのでしょうか。神様が神様であるがゆえに、この作者は魂の最も深い部分で神様を信頼し、神様に「あえぐ」ことで訴えているといえます。
真剣に信じ「あえぐ」ものだけが、神様に平安をいただくことができるのです。