ヤコブ 1:24 鏡に映った自分の姿を眺めても、立ち去ると、それがどのようであったか、すぐに忘れてしまいます。
ヤコブは「神様の言葉を聞いて実践する」ということを勧め、「御言葉を行う人になりなさい」と述べています。その中で鏡のたとえを出しています。御言葉を聞いて行わない人は、鏡に映った自分の姿をすぐに忘れる人といいます。あるべき姿をうつしてもそれが実践できなければ、御言葉を行ったことにならないというのです。
倫理感を高める方法として「ミラー・テスト」という簡単な方法をききました。毎朝、洗面台の前に立ったとき、鏡の中に「見たい自分がそこにいるか」を問うことだそうです。毎朝自分の姿をそこに映し出し、振り返りの時をもつことができればと思います。自分の生き方、あり方はどうかを問われます。とくに自分の子どもたちにとって「見られたい自分がそこにいるか」も大切だなと感じます。
「見たい自分がそこにいるか」を問うことは、神様の御言葉に照らしてみて、キリストにふさわしい生き方をしているか、自分を吟味することでもあります。